2013年の走り納めと2014年の走り初めを兼ねて、東京湾一周をしてきた。
「年末の1週間で500㎞走ろう」というチャレンジ、名付けて"Festive 500"がStravaでやっていたのがきっかけ。 存在自体は去年から知っていたものの、うまいぐあいに時間を確保できず未達。 今回逃すと次はいつ達成できるかわからないし、いつやるのか―今でしょ!…ということで準備を進めていた。 ラーメン二郎(二"朗"ではありません)の食べ納めをしたり、なんとなく江戸川サイクリングロードを北上してみたり(サイクリングロードを走るのはじつは初めてだった)、大みそかの時点でノルマが200㎞弱残るよう調節しながら距離を積んでいった。
東京湾一周は、もともと組み入れようと考えていたコースだった。 コースそのもの2012年の春に走ったことはあったが、その時は朝スタートの昼すぎゴール。 今回は夜中スタートの昼前にゴール予定。いつ以来かわからない10時間強のロングライド(しかも夜通し…)で若干の不安を残しつつ当日を迎えた。
大みそかの夜に千葉を出発し、新年を迎えた東京都心や横浜みなとみらいなどを横目に久里浜港を目指す。 夜明けとともにフェリーが港を出航して数分もすると、南房総の鋸山越しに初日の出を拝める。 初富士も拝めたらしいけれど気がつかなかった。。
フェリーを降りると、走り慣れた南房総の海岸沿いを突き進む。 ここまでろくに仮眠を取らず夜通しで走っているため、さすがに眠気が見えてきた。 ひんやり冷たい真冬特有の空気を全身で感じ、陽射しが反射してきらきら光る東京湾を左手に見つつ走ったおかげで、眠気も徐々に覚めていった。 例年この時期は強い北風が吹くのだがこの日は南風。いつも通りの風向きなららとっくに輪行していただろう。
竹岡式ラーメン「梅乃家」で有名な秘境駅、竹岡駅に寄り道してみたり、 チーバくんのおへそでおなじみ富津岬に寄り道したりしながら、スタート地点を目指す 木更津の市街地からはR16を回避するルートをはじめて走ったけれど、信号も交通量も少ない快走路。 袖ヶ浦から長浦にかけては内房線の電車と並走しながら走れて気持ちいい。 R16は下り方面ならまだしろ上り方面は路肩も十分とはいえず路面が凸凹なうえ、後ろからくる大型車のプレッシャーに神経をすり減らすことが多い。 そんなこんなで12時間くらいかけて東京湾一周をコンプリート 家族との新年会にも無事に間に合い、おせちやお酒に舌鼓を打ちながら新年のスタートを切れた。