2012年もあいかわらず自転車に首ったけな1年だった。
昨年末に骨折した左手首も3月には回復し、それからというものの休みを見つけてはあちこちを走り回り、気が付けば今日までに約9,600kmほど走っていた。
今年のハイライトといえば、ロードバイクを買う前からの目標だった東京〜大阪550kmを自転車に乗って24時間で走破するという、いわゆる「キャノンボール」と呼ばれるチャレンジに10月の3連休を使って挑戦し、無事に完走できたことだ。
まっとうな神経を持つ人ならこのチャレンジのぶっ飛び具合をわかってもらえるはずだ。東京から大阪までは新幹線で2時間、クルマに乗り高速道路を使っても8時間はかかる。「一昼夜自転車に乗リ続ける」という行為を想像できる人がどれだけいるだろうか。
傍から見て明らかに無茶で無謀とも言えるこのチャレンジに対し、自分がどのようにアプローチし完走までこぎつけたかを淡々とまとめていきたい。
もくじ
- 敵を知る
- 目標のブレイクダウン 〜24時間で550km走り切るために〜
- 「24時間で走り切る」
- 550km/24h ≒ 23km/h
- 所要時間 = 走行時間 + 停止時間
- 「走行時間を削れないなら、停止時間を削ればいいじゃない」
- 走行ペースから逆算し、途中地点の予定通過時刻を設定
- 走行ルートは事前予習で完全に覚える
- ルートラボと試走の繰り返し
- 目標のブレイクダウン 〜24時間で550km走り切るために〜
- 自分を知る
- 短期的な目標を作っては達成を繰り返す
- 目標のつくりかた
- 地力のとらえかた
- ロングライド(時間・距離)への慣れ
- 補給食のえらびかた・とりかた
- 目標のつくりかた
- 短期的な目標を作っては達成を繰り返す
- ギャップを埋める
- 地力を上げる
- 固定ローラー台の導入
- 短時間で高強度追い込む
- 固定ローラー台の導入
- ロングライドに慣れる
- 環境整いすぎワロタな房総半島を走りこむ
- ネタイベントにも積極的に挑戦
- Twitterの自転車クラスタからネタを仕込む
- Giro d’JIRO ― ラーメン二郎を食べつつ東京〜仙台360km
- サコライド ― それはとてもおかしなロングライド
- 釜めしを食べるためだけに東京〜横川を往復280km
- 完走に向けたシミュレーション
- 東京湾一周180kmTT
- 東京〜名古屋370kmTT、名古屋〜東京360kmTT
- (番外)まえばし赤城山ヒルクライム
- 地力を上げる
- そして本番へ…
- TOT(Tokyo 〜 Osaka 〜 Tokyo)
- Tokyo-Osaka-Tokyo(TOT)実況 #TOT_cycle
- MTBブルベ最速ライダーVSキャノンボーラーVS聖地巡礼ロングライダースVS初音ミクコスママチャリライダー…に紛れ込まれた一般人ひとり
- TOT(Tokyo 〜 Osaka 〜 Tokyo)
- おわりに
- チャレンジを通しての気づき
- 周到なまでの下準備 ― キャノボは準備段階でほぼ決まる
- 細かいサイクルをひたすら回す
- 偉大なる先人たち・自転車クラスタが残した智慧
- チャレンジを通しての気づき
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