今回のルートは小田原からR1〜R138をつかって富士スバルラインまで。本来なら富士スバルラインを登ってその流れで富士山を一周するつもりだったけど、諸々の事情でただの往復走に。
この前の輪行でエンド金具をなくしてしまったため、無理やり袋につめてみた。フォークとSTIで自立させてます。
バイクをばらしてから5分で収納完了。エンド金具を使うよりも簡単?
始発の電車で小田原まで。朝4時に自宅を出ても小田原に着くのが7時すぎ。これが千葉クオリティ。そそくさと輪行を解除して箱根のふもとをめざす。
三枚橋から箱根旧道のヒルクライム。スタートするやいなやスコールに遭遇、全身ぬれぬれ。さらに須賀川インター前の橋をわたる手前で小枝がスプロケに挟まりチェーン落ち。復旧まで3分ほどかかる。開始20分もしないうちからトラブル続きでテンションだだ下がりで早期撤退をと考えたが、とりあえず旧道を登り切ってから考えることに。
天狗山神社のヘアピンや七曲り…もとい12曲がりの凶悪さばかり伝わるこのルート、本当にキツイのは七曲りの前後にある10%弱の直登りだと思う。ウェッティな路面なのでダンシング少なめシッティングましましで慎重に登る。ノームのいたずらもあり視界はシャットアウト、対向車のヘッドライトを頼りにしながら畑宿入口の信号には52分ほどで到着。
# 箱根駅伝でおなじみ国道1号ルートにくらべて3kmほど距離が短く、10〜15分くらいの短縮にはなる。が、静岡から先でのコンビニ休憩で10分余計に休んだら消えてしまうし、そしてなにより脚の消耗が激しい。今回は最軽のギアで34×25だったけど10%の勾配でケイデンスが70を割っていた。27Tならちょっとは楽になるかもしれないけど、東京→大阪ルートで積極的に選ぶ理由はないかも。
元箱根に着いたら着いたで濃霧で芦ノ湖が見えない。おまけにまた雨が降ってきた。立ち止まると体温が奪われるわ、登ってきた箱根旧道を引き返すとダウンヒルで転びそうだし、とりあえず御殿場まで行ってみることに。若干の遠回りをしながらR138で仙石原〜長尾峠とつなぐ。実のところ元箱根まで出てから御殿場まで行くのはかなりの遠回りで、R1で宮の下の分岐でR138に乗り換えるのが一番はやいみたい。
トイレ休憩で仙石原のローソンに立ち寄り。もしかして…と思って店内に入ると、
やっぱりエヴァでした。第1話で出てきたコンビニかな?
行きは乙女峠を通らずに長尾峠をチョイス。5%くらいの緩坂なのでだらだら登る。250m弱登ってトンネルをくぐると御殿場の市街地まで下りヒャッハーのはずが、ここでもノームのいたずらが入り満足に飛ばせず。ちょっちイライラしながらも走ってるとまたスコール。嫌がらせですか…?当初設定していた休憩ポイントは補給食に余裕があったので通過。雨が降ってるので喉の渇きも遅かった。
R246と交差してぐみ沢上Sを通過する頃にはようやく天候が回復した…と思ったら。今度は長蛇の渋滞に巻き込まれる。路肩が狭い上に登り基調なせいで、後ろを走る車からプレッシャーが来るわで何かと疲れる。須走南で東富士五湖道路と分岐するまでずっと渋滞が続いた。
籠坂峠は長いけどだらっとした登りなので、がんばり少なめ余裕ましましで登頂。ようこそヤマニャカ湖へ。
山中湖の湖畔をビューンと通過したらまたも渋滞に巻き込まれるorz 東富士五湖道路の山中湖ICから先ずっと進まずで、ちょっとお腹もすいてきたので近くの吉田うどん屋さん、ふもとやさんにin.
肉うどん大盛りで550円。あげ玉ましましで美味しくいただけました。食後のデザートはローソンで即効元気ゼリーとのむヨーグルトを調達。ヨーグルトうんまーと堪能してたら変なおっさんにいちゃもん付けられた…誰もてめえのことなんて睨んでないっつーの。
元気いっぱいおなかパンパンマンになったところで渋滞まみれのR138に復帰。富士急ハイランドを横目に富士スバルラインをめざす。50km/hで通過すると曲が流れるメロディラインに感動しながら料金所まで登る。この時期はマイカー規制をしているようで交通量が少ない。たまに大型バスが抜いてくるけど間隔を空けて抜いてくれるので助かる。自転車で登るにはうってつけの季節ですね!
料金所のおっちゃんに200円を払ってアタック開始。平均勾配5.5%、最大勾配7%と聞いてラクショーじゃんとか思ったら全然そんなことはなく。。開始から4kmちょっとが一番きつかった。しょっぱなから9%の勾配が出てくるってどういうことですか…。ここまでの登りで蓄積したダメージはデカかったようで、心拍強度は80%HRMAXくらいと余裕があったのに、シッティングならほぼ34×25、たまにダンシングで34×19〜21を使う程度の脚力しか残ってなかった。
料金所から五合目までは1:39、はじめてにしてはこんなもん?
五合目のレストハウスでお約束の富士山メロンパンをmogmog. 食券の行列で目の前に並んでたカップルがいちゃこいてて私の富士山が大噴火しそうでした。
ここでブルベライダーでキャノンボーラーな方と合流。なんと表富士、あざみ、富士吉田と3つある五合目までの道のりを1日で回ったようで…恐ろしい。冒頭の看板をバックに写真をとったり、レストハウス内でロングライドにまつわるあれこれを談笑しているうちにいい時間になったので下山。やはり速い人の後ろにひっついて走るだけでも色々と勉強になります。料金所すぎの交差点でお別れ。またいつかご一緒しましょう。
下山した段階で富士山一周は時間的に厳しくなったので来た道を折り返し。進路を御殿場に…って、やっぱり渋滞ですかorz 道の駅富士吉田から先、山中湖を挟んで道の駅すばしり手前からぐみ沢上までずーーーっと渋滞。御殿場の市街地まで降りたかと思うとまた渋滞、そしてまたのスコール。極めつけは東名の御殿場I.C.が閉鎖?イヤな予感…。
復路は御殿場から乙女峠経由でR138→R1とつないで箱根湯本まで。すっかり暗くなった夜の山道(しかも初見)、これまで3,000mちょっと登ってきたカラダには5〜6%の勾配でもしんどく感じる。とはいえ急勾配がないので、ライトをバッチリ照らしてがんばらずにのぼる。標高が800mに達したところで乙女トンネルへ。宇津ノ谷峠トンネルくらいの長さで歩道なし、路肩も広くないときたものでなかなか怖い。
トンネルをくぐればあとは10数キロ下るだけだーと思うもつかの間…また渋滞に巻き込まれる。この日何回目だよorz
どうせ仙石原の交差点で芦ノ湖に進む車と湯本まで降りる車で詰まってるんだろうと思ってたら、なんとお祭りで交通規制。はっぴを着たお姉さんがいるならまだしも、むさ苦しいおっさんばっかりだったのでさっさとスルー。籠坂峠からずっとストップアンドゴーを繰り返しており、ブレーキをにぎる手に力が入らなくなってきたので宮城野のセブンで休憩。疲れと眠気も出てきたのでトイレでプチ仮眠。眠気も取れてR1に合流するとまた長い渋滞が…???いつかの崩落の影響で塔ノ沢で片側通行でした。ただでさえR1の下りは走りにくいのに、まして渋滞とは…すり減るのはブレーキシューだけにしてほしい。
けっきょく乙女トンネルから麓に降りるまで1時間以上かかった。同じ時間で湯本から芦ノ湖まで登れるがな。。この前箱根湯本にできた例のスポットもチェックしつつ小田原まで帰着。199km走って3,900m登ったみたい。200kmちょっとのロングで13時間かかったのはいつ以来だろう。
終盤の渋滞で終電の時間があやうかったり、汗と雨とぐちゃぐちゃになったカラダをサッパリさせたかったりとで、駅前の健康ランドで温泉に浸り仮眠してから帰ることに。
120715箱根旧道〜富士スバルライン - a set on Flickr
▼走行データ
【走行距離】198.7km
【累積標高】3,918m
【総所要時間】13:14:37(20.1km/h)
【乗車時間】9:52:52(15.0km/h)
【平均心拍】138bpm
【Av.CAD】75rpm
【消費カロリー】3,955kcal