2012年12月22日土曜日

大切なことはすべて国道1号線の青看板が教えてくれた Ver.2012 (その1)

予告編のつづき、本編です。
長くなりそうなので3分割くらいして更新予定。
まずは「24時間で550kmを走り切るってどれだけキツイの?」っていう素朴な疑問からはじめてみます。


こんてんつ

  1. 敵を知る
    • 目標のブレイクダウン 〜24時間で550km走り切るために〜
      • 550km/24h ≒ 23km/h
    • 所要時間 = 走行時間 + 停止時間
    • 「走行時間を削れないなら、停止時間を削ればいいじゃない」
    • 走行ペースから逆算し、途中地点の予定通過時刻を設定
    • 走行ルートは事前予習で完全に覚える
      • ルートラボと試走の繰り返し

目標のブレイクダウン

550kmを24時間で走り切るために、1時間あたり何キロ進まなければならないのでしょうか。

カンタンな割り算をすると24時間ひたすら23km/h以上をキープする必要がありそうだとわかります。
この数値を見ただけでは「なんだラクショーじゃねえか」「なにがキャノボだよ調子乗るなよクソが・・・」と思う人が多いことでしょう。ちょっとトレーニングしている人からしたら23km/hという数値はお散歩レベルのゆるいスピードでしかありません。

しかし、23km/hで24時間走り続けるのは本当に「ラクショー」なのでしょうか。
もし「ラクショー」であれば、24時間で550km走りきったという方のレポートがネット上にゴロゴロ転がっていてもおかしくないですよね。

ここでは先の割り算で出てきた23km/hという数値が、いわゆる「グロス」の数値であることに注意が必要です。もう少し詳しく見ていきましょう。


「グロス」と「ネット」のちがい

けっこうわかりにくいし、ごちゃまぜになる方が多いとか多くないとか。
むかし2ちゃんねるのスレにわかりやすい図説があったのでそのまま流用します。


489 : ツール・ド・名無しさん : 2011/07/14(木) 00:54:28.87

_/ ̄ ̄\_/ ̄ ̄\_ 速度の変動がこうだとして

(1)   ̄ ̄   ̄ ̄      ←これが航空機や車でいうところの巡航速度

(2)/ ̄ ̄\/ ̄ ̄\    ←停止中の分を抜いて平均速度を出すサイコンではこの平均

(3)_/ ̄ ̄\_/ ̄ ̄\_ ←停止中を含む平均速度ならこの平均(走行距離/所要時間)

(1)~(3)を表す用語が統一されてるわけではないのでややこしい
キャノボルートみたいに信号が多いと
(3)を25km/hにするには平地での(1)は35km/hくらい必要


上の図でいう(3)がグロスの平均時速、(2)がネットの平均時速です。
信号ストップの多いルートや時間帯を選んだりコンビニでの停止時間が長いと、
いくら巡航速度が高くてもグロスの平均時速で23km/hを割ってしまいます。


時短の基本的な考えかた

「グロス」と「ネット」の違いを踏まえたうえで、「東京から大阪までの所要時間を縮める」手段をまとめてみます。

  1. 走行距離を減らす
    • 可能な限り最短経路を選んで走行する
  2. 走行時間を減らす ≒ 巡航速度を高くする
    • 機材をグレードアップする
    • エンジン(身体)をチューンアップする
    • クルマの走行風を利用する
  3. 停止時間を減らす
    • 信号の少ないルート/時間帯を選択して走る
    • コンビニストップの時間を減らす

減らしやすさは1>>>3>>>>>>2くらいと考えてもらえればいいと思います。
たった数週間で体力レベルが向上することなんてまずありませんし、最短ルートもだいたい固定化されています。

なかでも効果大なのが停止時間の短縮、なかでも「コンビニでの停止時間」を削ることです。
550kmの行程で70kmごと、つまり7回前後コンビニへ補給やトイレのために停止するとします。
1回あたりのストップを20分から10分に削るとトータルで140分→70分と大幅短縮。
走行時間を70分削るには血の滲むような努力が必要なことを考えると、やらない手はないですね。


走行ルートは綿密に調べる

ルートの下調べは十分すぎるくらいにやりましょう。

道に迷ってスマホの地図アプリで調べている暇はありません。
GPSデバイスにルート案内させて走るのもアリですが、突然のバッテリー切れやフリーズなどに対応するためにも暗記するくらいの意気込みで準備しましょう。当日の余裕度が違います。

注意すべきは静岡県内の国道1号線。
バイパス整備が進んでおり、自転車走行ができない箇所が多いです。
くわしくはググりましょう。バイパス回避の仕方や走行レポートが出てくるはずです。

走行ルートを試走するのも非常に有効です。
信号や大型トラックの多さとか渋滞の頻度とか、風の強さ・向きや気温の上がり下がりなどは、実際に走ってみないとなかなか気づきにくいものです。


時刻表をつくってシミュレーションする

ルート調査や試走の結果を踏まえつつ、スタートからゴールまでに停止するコンビニ(6〜7箇所)と中間点(浜松)、峠のふもと(箱根峠、金谷峠)などをいつまでに通過するかをExcelで表にしてまとめてみます。

実際に通過時刻を打ち込んでいくことで、自分にとってムリのあるペースかどうかを判断しやすくなるので有効です。当日はプリントした紙をトップチューブバックに忍ばせるといいかも。

以下は一例。

PC/CP 地名 距離 通過時刻 累積タイム 区間タイム 累積速度 区間速度
START 日本橋 0km 1:00 0:00 0:00 -km/h -km/h
PC1 セブン箱根湯本 93km 4:40 3:40 3:40 25.3km/h 25.3km/h
- - - - - - -
中間点 セブン浜松篠原町 271km 12:20 11:20 3:45 24.1km/h 27.0km/h
- - - - - - -
KOM 鈴鹿峠 442km 20:00 19:00 0:30 23.2km/h 18.9km/h
- - - - - - -
GOAL 梅田新道 545km 24:30 23:30 0:30 23.2km/h 22.0km/h

(その2)につづく。

2012年12月19日水曜日

大切なことはすべて国道1号線の青看板が教えてくれた Ver.2012 (予告編)

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2012年もあいかわらず自転車に首ったけな1年だった。

昨年末に骨折した左手首も3月には回復し、それからというものの休みを見つけてはあちこちを走り回り、気が付けば今日までに約9,600kmほど走っていた。

今年のハイライトといえば、ロードバイクを買う前からの目標だった東京〜大阪550kmを自転車に乗って24時間で走破するという、いわゆる「キャノンボール」と呼ばれるチャレンジに10月の3連休を使って挑戦し、無事に完走できたことだ。

まっとうな神経を持つ人ならこのチャレンジのぶっ飛び具合をわかってもらえるはずだ。東京から大阪までは新幹線で2時間、クルマに乗り高速道路を使っても8時間はかかる。「一昼夜自転車に乗リ続ける」という行為を想像できる人がどれだけいるだろうか。

傍から見て明らかに無茶で無謀とも言えるこのチャレンジに対し、自分がどのようにアプローチし完走までこぎつけたかを淡々とまとめていきたい。

もくじ

  • 敵を知る
    • 目標のブレイクダウン 〜24時間で550km走り切るために〜
      • 「24時間で走り切る」
      • 550km/24h ≒ 23km/h
      • 所要時間 = 走行時間 + 停止時間
      • 「走行時間を削れないなら、停止時間を削ればいいじゃない」
    • 走行ペースから逆算し、途中地点の予定通過時刻を設定
    • 走行ルートは事前予習で完全に覚える
      • ルートラボと試走の繰り返し
  • 自分を知る
    • 短期的な目標を作っては達成を繰り返す
      • 目標のつくりかた
        • 地力のとらえかた
        • ロングライド(時間・距離)への慣れ
          • 補給食のえらびかた・とりかた
  • ギャップを埋める
    • 地力を上げる
      • 固定ローラー台の導入
        • 短時間で高強度追い込む
    • ロングライドに慣れる
      • 環境整いすぎワロタな房総半島を走りこむ
      • ネタイベントにも積極的に挑戦
        • Twitterの自転車クラスタからネタを仕込む
        • Giro d’JIRO ― ラーメン二郎を食べつつ東京〜仙台360km
        • サコライド ― それはとてもおかしなロングライド
          • 釜めしを食べるためだけに東京〜横川を往復280km
      • 完走に向けたシミュレーション
        • 東京湾一周180kmTT
        • 東京〜名古屋370kmTT、名古屋〜東京360kmTT
        • (番外)まえばし赤城山ヒルクライム
  • そして本番へ…
    • TOT(Tokyo 〜 Osaka 〜 Tokyo)
      • Tokyo-Osaka-Tokyo(TOT)実況 #TOT_cycle
      • MTBブルベ最速ライダーVSキャノンボーラーVS聖地巡礼ロングライダースVS初音ミクコスママチャリライダー…に紛れ込まれた一般人ひとり
  • おわりに
    • チャレンジを通しての気づき
      • 周到なまでの下準備 ― キャノボは準備段階でほぼ決まる
      • 細かいサイクルをひたすら回す
    • 偉大なる先人たち・自転車クラスタが残した智慧

2012年12月10日月曜日

12/9(月) 3ヶ月ぶりの体力測定 ― MAPテスト

9月の実施からおよそ3ヶ月。
いつもどおりV270の速度〜出力の換算表を当てにした数値だけど、前回からひと回りほど成長したようす。

来年の春以降につながるよう、この冬は寒さに負けずがっつり乗りたいですね。
…とはいいつつ、今度の週末の天気があまりよろしくないらしい(´・ω・`)

2012年12月2日日曜日

真っ赤なもみじと勝浦タンタンメンLSD

12/02(日)

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寄り道してたらすっかり暗くなってしまった。。

以下、文章作成中。

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【ルートとかログ】



【記録】
・走行距離: 178.62km
・獲得標高: 2,100m
・所要時間: 10:27:49(17.1km/h)
・走行時間: 7:31:23(23.7km/h)
・消費カロリー: 3,085kCal
・平均ケイデンス: 86rpm
・平均心拍数: 140bpm

2012年11月29日木曜日

もみじ狩り風ロング(予定)

紅葉が終わるまえに走っておきたいなと思い作成したルート。
日曜日に大カンパ…もとい寒波がやって来るのがちょっと不安だけど。。

2012年11月25日日曜日

第3新東京市に、チャリで来た。

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11月の3連休を使って、千葉から自走で箱根まで行ってきたのでかんたんにレポ。

23日の夜に千葉を出て日本橋の道路元標まで2時間弱で到着。
R357と行徳橋、東京に入ってからR14に入る新ルートで従来より8km短縮。
コンビニで補給食を調達して0:30AMに発進。

箱根駅伝でお馴染み日比谷通りではなくR15を直進して銀座を抜けてみる。
信号が多いとはいえ短い区間に密集してるのでさっさと通りぬけさえできればよさそう。

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六郷橋までは57分程度で通過。
ほどよい追い風のなか30kph、140bpmに乗らない程度の強度で淡々と。

@barubaru24ことばるさんが2時ごろ川崎発で途中合流するとのこと。
時間調整のため横浜のコンビニでピットインするも大して時間を潰せず再出発。
権太坂も戸塚の大坂も強度を上げすぎることなく走り抜け、R134までそのまま流す。

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いつもなら35kphまで引っ張るR134も淡々と30kph程度で流して大磯でR1に。
ベースキャンプに設定してた小田原クランクのセブンイレブンには4:30ごろ着。
11月は月間400km弱しか走っておらず、大した強度でもないのに脚が早々にお疲れモードにorz
外で待つのも寒いのでコンビニ内で立ち読みしてると、ばるさんが5時すぎに合流。

iPhoneのアプリで天気予報をチェックするとどうやら午前いっぱいは雨らしい。
出発前に確認したときは3〜6時に雨アイコンがついていたとはいえ予想外。
雨のなか走るのは暖かい時期ならいいけど…ということで、予定していたルートを大幅短縮。
とりあえず旧道だけちゃっちゃと登って芦ノ湖についてから考えることに。

箱根旧道を登るのは7月以来。あの時はがんばって50分前後。
ヤビツの蓑毛みたいに10%弱の短い急勾配が旧道には複数出てくるのでしんどい。
たとえば畑宿の集落に出るまでの直登や、天狗山神社のヘアピンから七曲りまでの直登、
七曲りを終えてからさるすべり坂のヘアピンまでの直登とか。
脚がギリギリ終わらない程度に急勾配が続くのがとてもいやらしいと改めて思った。
あとどうでもいいけど畑宿入口の交差点から最初の左ヘアピンまでがいつもこわい。

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そんなこんなで芦ノ湖セブンまで降りる。
箱根駅伝も近いからか某有名どころの某有力選手も走ってた。
雨がしとしとウェッティな状況なので一旦ここで解散。
ばるさんは静岡まで降りて興津の健康ランドまで行くとのこと。
朝早くからありがとうございました。

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自分はK75から仙石原まで登りなおし。今回の裏目的地をめざす。
交通量も少なく綺麗に色づいた紅葉を見ながらアップダウンを走れるのでオススメ。
あらためて、せっかくの連休に雨が降ったことを恨めしく思うなど。

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雨に振られながら若干のダウンヒルをこなし、ローソン第3新東京市店に到着。
ガーミンの気温表示で3℃とか、どうりで指先が冷たいわけだわ。。
イチーナのフィット手袋の上から薄手のニトリル手袋をはめてみたけど防寒効果は期待できず。

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ホットココアで温まったあとはR138→R1とつないで箱根湯本まで降りる。
雨の中のさむーいダウンヒルはできればやりたくないが、いざやるとアドレナリンましまし。
下りはじめはブレーキのかけ方など若干おっかなびっくりだったが、次第に慣れていった。
フロント中心に減速して、リアはあくまで微調整程度に使うといいかんじ。
あとはよく言われる視線の置き方は割と意識したつもり。
コーナーの出口を中心に見て、ときたま路面の荒れ具合を見てラインを適宜変えたり。

そういえばダウンヒルしている最中、やたらとタスキをかけたランナーっぽい人がいたな。
みなさんどんだけ変態…もといマゾなんですか。

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命からがらのダウンヒルを終えて、頑張った自分へのご褒美()にエヴァ屋へ立ち寄る。
どら焼きとキーホルダーを確保し、小田原に戻ったころにはすっかり晴れ模様\(^o^)/
小田原に戻る最中に、箱根へと向かうらしきローディをちらほら散見。
みなさんどんだけマゾ(ry

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駅前の天然温泉でジャポンし、中華料理屋でボリューミーな担々麺セットを食べる。
心身ともにすっかりぽかぽかになりました。

当初は自走で帰ろうと目論んでいたが眠気がマックスになったので断念し、輪行にてドロン。
疲れきったカラダに鞭打ち自転車を輪行袋に詰めて、電車の中でドロのように眠る。
うとうとしていると気づけば自宅の最寄駅に。

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今回のおみや。



今回のルート。

ウェア編にちょっとだけつづく。

121124ぷらっと箱根 - a set on Flickr

2012年10月29日月曜日

リハビリロングde鹿野山

10/27(土)

10月最後の週末に、ぷらっと140km走ってきた。



東京〜大阪キャノボ完走で一段落したのもあり、気持ちはすっかりオフモードに突入。
オンとオフの区別なんてもともとないけど、300km超のロングとか考えるだけで気が重くなる。

とりあえずローラーを回して現状維持に努めていたけど、気づけば10月も終わり。
ひさしぶりに外へ走りに行きたくなったので、さくっとルートを作成。

キャノボ以来のリハビリロングということもあり、140kmと比較的短めの距離に設定。
これくらいの距離なら睡眠時間を必要以上に削る必要もないし、気持ちがダレない。

自分が自転車に乗って楽しく感じられるのは、よくて180km/day位なんじゃないかと思う。
200とか300km、400以上を一気に走ろうとするとやっぱりキツイ。
装備はある程度固まってきたけど、体調管理が甘かったり天気を見誤るとNG。
そのぶん150くらいなら割とごまかしが効くんですよね。。よくも悪くも。

今回のルート作成にあたっては房総半島の新規開拓も兼ねてみた。
ここ最近は房総半島ロングで廻るスポットとかルートが固定されてきてややマンネリ気味。
とはいえ房総半島でよく使われるコースっていうのもルートラボで探せば山ほど出てくる。

自分のこだわりとして「なるべく一筆書きに、単純な往復コースは作らない」ってのがある。
要はルートラボでコースの全体像を見た時にぱっと見できれいかどうか。
一番いいのは「○○半島一周」みたいに、ある地形を大きくぐるっと一周描くコース。
一番よくないのは距離や獲得標高を稼ぐがためにあっちこっちを寄り道するコース。
これはあくまで持論ということで参考までに。

走ってみてのざっくりとした感想は、
・鹿野山福岡口は路面が荒れてて、登るならいいけど下るのはこわい
・久留里近辺のK163、K160は良い感じのアップダウン、路面状況もGood
・さいごに立ち寄った通称「長柄周回」コースは確かに走りやすかった
・・ローラー台に飽きたけど実走でロング行きたくない時にふらっと行くとよさげ

さっそく複数パターンのコースを組んでみたので、この冬もなんとか飽きずに走れそう。
あとはジャージポケットに入るウィンドブレーカーが1つあれば。。


2012年10月13日土曜日

東京〜大阪キャノンボール 走行レポ(補給など雑記)

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さいごにまとめ的なエントリを書いて終わりにします。

◆補給について

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とにかく1時間ごとになにか食べるよう意識したおかげで、鈴鹿までは問題なく走れました。
普段のロングで2〜300kcal/h消費、糖質が半分として100〜150kcal/h摂取すればいいだろうと。
感覚的にも納得がいく補給ペースだったのではと思います。

郊外走行中は信号停止が少ないため、よほど意識しないと補給を忘れがち。
補給が後手に回るとツケが倍返しになってキツくなるのは過去のロング時に経験済み。

コンビニ停止は60km弱ごとに、全行程545kmを8回前後の停止で走行する予定でした。
元箱根とうどん屋さんで余計なストップがあったものの、悪天候もあってしかたないかなと。

補給食のとり方は主に2通り。
信号停止時にはおにぎりか和菓子系を、コンビニ停止時には飲むヨーグルトとプラスα。
岡崎を過ぎてからおにぎりが喉を通りづらくなったので、以降はもっぱら和菓子系。
ようかんパワーには大変お世話になりました。なごやんも一口サイズで食べやすい。
どら焼きは大きいので複数回にかけて食べきるのがいいと思います。
コンビニに売ってるカニかまぼこは意外といけるのでこちらもオススメ。

備えとして錠剤タイプの胃腸薬を定期的に摂取。東静岡と岡崎、亀山で3回だったかな。
おかげで胃のムカムカや食欲減退などはだいぶ軽減。太田胃散、いい薬です(ステマ

アミノバイタルプロは箱根、金谷、岡崎本宿、鈴鹿で計4回摂取。
登りが終わったころに摂取すると、下り〜平坦部に復帰した際の疲労感が違います。

水分補給はペットボトル(水orお茶)とCAMELBAK(スポドリ)の2ボトル体制。
由比あたりで左ハムがつりそうになったのを機に、ペットボトル飲料は十六茶を指名買い。
600mlの大容量、ミネラル豊富でカフェインゼロという言葉に惹かれました。
決して新垣結衣がかわいくて…とかそういう理由ではないのであしからず。

◆走行中に意識したこと

1)オーバーペースには気をつける
基本的には140bpm前後、50×19Tで90rpm、30kphという数値をベースに走りました。
足を使ったのは都内を抜けてばるさんらに追いつくまでと、藤沢から大磯までの合計60分弱。
向かい風気味だと思ったら29弱まで落としました。追い風が吹いても33kphあたりでガマン。
とはいいつつ、掛川でばるさんに後ろ着かれたときは35とか38まで出した気がするけど。。

2)楽しんで走る
上と似ているかもしれませんが、個人的にはこれがいちばん大事だと思うんですよね。

540km弱を24時間以内で走破するキャノボ本来のTT形式だったら、携帯をいじる暇など皆無。
自分の限界ギリギリのペースを保ってひた走り、コンビニ停止は10分以内…まさにストイック。
ただ今の自分にはそんな走力はないし完走もどうかというところだったので論外。
ならば道中の写真を撮ったり、走行中の様子を実況ツイートして、東海道を自転車で走るとは
どういうことなのかをギャラリーにおもしろおかしく伝える立場になろうかなと。

幸い道中なんどか集団で走れたり、大阪側からの挑戦者とのすれ違いでエールをもらえました。
ふだんはひとり淡々とローラーを回しているか房総半島を回っているかの自分にとっては、
今回のようにひとつの目的に向かって大勢でひた走るイベントは楽しくて仕方がなかったです。

まとまりがあるのかないのかよくわからなくなったので、とりあえずこのへんで。
以上レポっす。チラシの裏すんません。

最後のさいごに走行ログ。



2012年10月10日水曜日

東京〜大阪キャノンボール 走行レポ(ゴール後)

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ゴールした感慨に浸っていると前方に自転車乗りを発見。犬速さん(@D09SPEED)でした。
cannonball!!wikiにはお世話になってます。

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何枚か写真も撮影いただいたり、補給食をいただきました。
夜遅いにもかかわらず元標前で待機いただき有難うございました。

犬速さんとお別れし宿を探すもさすがに3AMすぎに泊めてくれる場所は見つからず。
前回の試走時に利用したカプセルホテルも満席とのことで、なかなか詰みかけた。
幸いにして近くに健康ランドがあったので、郵便局がオープンするまで仮眠を取ることにした。

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すっかり夜も空けて荷物を預けた郵便局に向かうも、オープンまでまだ数時間あるということ。
なんじゃそりゃー。もっと仮眠してくればよかった。。

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荷物を受け取り着替えを済ませるも、とくにすることもなくて朝の元標前にカムバック。
雨に降られながらも545km走りぬいたCAAD8をパシャパシャ。
こいつしか乗ったことがないからなんともわからんけど、よく走るとは思いますよん。

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TOT往復組のキクミミさん(@kikumimimotors)らがまもなく梅田着との情報アリ。
無事に往路ゴールでお出迎えできました。すっかりお疲れのご様子でした。

お三方が地下街へ朝カレーを食べに行かれたところに、今度はばるさんが元標前に現れる。
7時すぎには梅田に到着していたものの、サポートカーの中で仮眠をとっていたとのこと。
さらに関西のキャノンボーラー@Suna_氏もTLを見て駆けつけてくれた。ありがてえ。
梅田到着組がほぼ揃ったところで写真撮影したりで、ばる氏が再出発する11時過ぎまでgdgd。

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往復組のお見送りをしたあとは、新大阪近くのネパール料理屋で@Suna_氏とおつカレー会。
疲れたカラダにダルバートが心地よく染み渡りました。

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帰る前には蓬莱551の肉まんでタンパク質ローディングを忘れずにしておく。
昨晩からずっとキャノンボーラーの見送りをしてきた@Suna_氏に敬意を表しつつお別れ。
そのまま大阪から日本橋まで迎撃にきてもいいのよ?

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文明の利器・のぞみN700系に乗って、バビューンと東京まで戻ってきました。
自転車で7.5時間かけて走った静岡県をノンストップで駆け抜けていくのは寂しい限り。


あとは補給食関係のレポートをあげて終わり……のよてい。

2012年10月9日火曜日

東京〜大阪キャノンボール 走行レポ3(関宿〜梅田新道)

#8: 関宿〜甲賀水口(431〜461km?)
グロス1:21:54(21.7kph)、ネット1:18:56(22.5kph)
コンビニ停止10'15

雨に震えながら鈴鹿峠を登る。
のぼり車線の歩道にわたるも草ぼーぼー、土砂ひどいでペース上がらず\(^o^)/
こんなことなら歩道にわたらず淡々と車道を登ればよかった…と思ったがしょうがない。
半泣きになりながらひいこら登ること40数分、トンネルをくぐって滋賀県入り。
ダウンヒルでもペダルを回して体を温めることは忘れない。

鈴鹿峠を越えてから初めての信号停止。4本目のアミノバイタルプロを摂取。脚はまだまだ動く!
心拍数は上がりづらく140bpm維持もしんどくなってきたけど、これで勝つる!
…そう考えていた時期が俺にもありました。現実はそう甘くはありませんでした( ー`дー´)キリッ

雨がさらに強くなり、街並みの光が恋しくなりながら走っていると、突然の便意が。
いままで摂取した補給食が順調に消化されたのに加え、鈴鹿の雨で体が冷えたんだろう。
水口を過ぎて徐々にコンビニやファミレスが現れて最初のローソンでトイレ停止。
明るい光とひさしぶりの人の気配にホッとしたのか、おなかのつっぱりもスッキリ。

この時点ではグロスアベで21は出ていて、25〜6時間でのゴールが見えていた。
コンビニを出てもなお雨は降り続くものの、まだまだカラダは元気。
大津で予定していた最後のコンビニストップはいらないかなーと思っていたけど、
やはり現実は甘くないようです( ー`дー´)キリッ

#9: 甲賀水口〜梅田新道ゴール(461km〜545km)
グロス5:00:XXくらい(**.*kph)、ネット不明(edge800不調のため)

雨足が強くなり、信号で停止するたびにカラダが震え、みるみるうちに体力が奪われていく。
これまでとは比較にならないほどの寒さでどうにもいかなくなり、思考も鈍くなってくる。
さすがにこのまま走り続けるのは危険と判断し、草津手前にあったうどん屋さんで緊急停止。
あったかいうどんをちびちび食べつつ、ちょっと眠気が出てきたので目をつぶり仮眠を試みる。

実はこの時点で心が折れかけており、完走を諦めかけていた。
がしかし、twitterでのリプライを読み返して元気をいただく。
自分だけがしんどいわけじゃないんだよな、みんな頑張ってるんだよな。
なのにみんないろいろリプライしてくてるんだよな。ありがてえありがてえ。
滅多なことがない限り泣かないけれどちょっと涙が出そうになった。
お店の中で雨にぬれてびしょびしょになったピチピチジャージの男がだよ!気持ち悪いよ!

ペースを落としてでも大阪まで無事に辿り着こう、蓬莱551の豚まんを食べて新幹線で帰ろう。
お店の入口にあったフリーペーパーをおなかに詰め、40分弱の停止時間を経てサドルに復帰。
深夜の時間帯は信号ストップが少なく、残り60km弱をダラダラ回しても4時間で行けるだろうと目論む。

大津を過ぎると、京都府との県境である逢坂の関までつづくゆるい登りに突入。
このあたりで大阪22時発のゲンスケさん(@gensuke_hino)に遭遇するかと思ったが見当たらず。
どうやら逢坂を超えて下りに入ったあたりにいらっしゃったそうだが…残念。

IMG_1548
24時間弱で500km突破、キャノンボール達成まであと45km足らず。
いつのまにか自分もオーバー500kmの世界にログインしてしまった。
去年の今ごろは東京〜名古屋の360kmを24時間かけてヒイヒイ走っていたのに。
どうしてこうなった…。

京都の山科に入ってからは外環を抜けるショートカットルートへ。
8月に試走したおかげで真っ暗な農道も迷うことなく難なくクリア。
京都タワーや烏丸御池など有名ドコロを一切見ることなく、残りの走行距離を消化していく。
25:20大阪府・枚方市の看板を目にしたとき叫ぶことも何も言葉にすることもなく、
ただ右手の握りこぶしにググッと力がはいるだけだった。

すっかり心拍数も上がらず110〜120bpm、25〜8kphで大阪の市街地を走る。
本来ならLSD的な領域で全然しんどくないはずなのに、息が上がりっぱなし。
心拍を上げてみようとダンシングを入れても余計にしんどくなるだけだった\(^o^)/

のこり20km地点、中延の交差点でR170に分岐するところでedge800が突然のホワイトアウト!
電源を入れ直すも"Loading Maps..."から先に進まない。
道中はUSB給電をばっちりしていたからバッテリー残量は問題ないはずなんだけどなあ。
しかたがないので以降は自分の感覚と青看板だけを頼りに走ることに。

のこり10km地点の大日駅前は26:20通過。
あとは30分程度維持できる全力を維持しながら梅田新道をめざし爆走。
意外と最終盤になってもペダルを回せるもんです。
感覚的には50×19で90rpmキープ、30kph巡航といつもどおりのペースに。

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逆走無灯火ママチャリや幅寄せタクシーを避けるインベーダーゲームをすることもなく、
国道1号線の終着点、梅田新道には10/7(日)の2:50すぎに到着。26:50の長旅が終わりました。


走行後のレポがあとちょっとだけ続きます。

東京〜大阪キャノンボール 走行レポ2(岡崎〜関宿)

#6: 岡崎〜桑名(273〜386km)
グロス2:32:10(21.0kph)、ネット2:07:03(25.1kph)
コンビニ停止15'15

安城に入る手前からエクストリーム渋滞モードに突入。
路肩も狭いので交差点でのすり抜けは危険と判断し、マナーよく車の列に並び信号待ち。
余計に信号待ちの時間を食ったあげく、排ガスで顔が真っ黒だよ!
けっきょく渋滞は名古屋市に入るまでの10数キロは続いたような気がする。

名古屋を自転車で走るときは早朝から午前中がいいんだろうなあ。
夜間から深夜は郊外での大型車が猛スピードで走るわ幅寄せされるわで怖いし、
午後から夕方は市街地で買い物だか仕事帰りの乗用車が渋滞つくってアベが下がる。

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予想以上に消耗しながらも、367km地点の熱田神宮南Sには16:52へ到着。
4月の初級リベンジをようやく果たせました…が、もうちょっとだけ続くんじゃ。
ゴールの梅田新道まであと180km弱。東京湾一周分の距離だしラクショーですよね(大うそ

いざ四日市に向けて西進をはじめると、歩道橋にて撮影班につかまりました\(^o^)/

つい数時間前まで苦しんでいた渋滞もほぼ問題なし。弥富までビューンと30kph巡航。

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愛知のおわり尾張大橋、伊勢大橋を渡って三重県に突入。暗くなってきたのでライトを点灯。
桑名市に入ってすぐの長島セブンで6回目のストップ。ポケットにしまった反射タスキを装着。
今までの過去最長走行距離は360km弱、ここからは未体験ゾーンへ突入していきます。

#7: 桑名〜関宿(386〜431km)
グロス2:00:10(22.5kph)、ネット1:47:13(25.3kph)
コンビニ停止19'49
コンビニを出てからはしばらく片道1車線程度の狭い道がつづく。
ファストフードや書店などの路面店が多く右左折街のクルマがあるとすぐさま渋滞が発生する。
R23がBP的な役割を果たしているとはいえ、もうちょっとR1もがんばってほしいとは思うんだよなあ。

Twitterのリプライを見ていると、どうやら大阪発の挑戦者にすれ違う時間帯とのこと。
交通量に注意しつつ反対車線側に目を向けると、みえ川越ICの手前でそれっぽい方を発見。
ミニベロに乗ってパワフルなペダリングをされていて、ナイトラン装備もしっかりしている。
東京発、大阪発をアンビリバブルなルートで攻略して24時間切りを達成したAZEさんでした。
あいさつにもなってないような声をかけたものの、気づいていただけたかどうか…。

すれ違いの報告をTwitterで済ませて数分後、今度はJR富田駅あたりでTOT参加者を発見。
東京発、大阪発の両方でキャノンボール24時間切りを達成している@Hana586SLさんでした。
先月名古屋発のキャノボ初級に挑戦した際、夜遅くにもかかわらず岡崎あたりまでスネークしていただきました。
あの時いただいたザバスのピットインゼリーで後半ガンバレました。どうもでしたm(__)m

すれ違い効果からなのか追い風が吹いていたからなのか、脚はまだまだ元気。
30kph弱をキープしながら渋滞の四日市を一気に駆け抜ける。

大治田一の交差点を二段階右折してR25と合流し、ここからはバイパス的な区間に突入。
じつは10月の3連休に鈴鹿でF1が開催されており、夜間の渋滞などで若干の懸念点があった。
しかしいざ走ってみると交通量はまばらで、ほとんどクルマは皆無だった。
むしろ鈴鹿に入ったあたりから吹きはじめた向かい風がツラい。
道路沿いにはコンビニやガソリンスタンドとといった建物がなく、風を遮るものがなにもない。
走行距離が400kmを超えてただでさえキツイのに、追い打ちをかけるように細かいアップダウンが現れる。
この区間で写真を1枚も撮っていないのも、おそらく余裕がなかったためだろう。

しばらくR25合流区間を走っていると顔にポツポツと水滴が当たる。
いやいやここで雨かよ…と思うもつかの間、雨足がだんだんと強くなっていく。
直前の予報では連休中は晴れとのことで、防寒装備はおろかアームウォーマーも用意せず。
当然雨宿りする場所もあるはずがなく、とにかく前に進むしかない。
ペダルを回している限りはカラダが発熱してくれるおかげであったかいし。
雨でカラダを冷やしながらも、命からがら鈴鹿峠手前にあるサークルKへ。

コンビニに到着し自転車を降りた瞬間、全身がブルブルと震え出す。ああこれはやばそうだ。
こんな寒くて向かい風も吹いていて、しかも雨が降ってるなか鈴鹿峠を登って、
はたして数十キロ先の草津まで下ってこれるんだろうか。。
リタイアするにももう20時過ぎ、大阪へ行ける電車は多分ないだろう。
どうやら鈴鹿峠を登る以外に道は残っていないようだ。

そうと決まればと覚悟を決めると、おにぎりとのむヨーグルト、なごやんをほおばる。
そしてポケットに忍ばせた最終兵器・金メイタンを疲れたカラダにシューーーーー!
超!エキサイティン!な気持ちには到底なれなかったが、なぜかカラダが熱くなってくる。

これまでのコンビニで最長となる20分弱のストップを経て、ラスボス鈴鹿峠へと挑みます。


つづく

東京〜大阪キャノンボール 走行レポ1(日本橋〜岡崎)

#1: 日本橋〜小田原(0〜86km)
・グロス3:45:10(22.8kph)、ネット3:07:10(27.4kph)
・コンビニ停止5'54
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スタートしてまずは日本橋交差点で二段階右折だーと思う矢先に、一行は銀座へ\(^o^)/
まさか集団が金曜深夜の銀座をR15で突っ切っていくとは想定外だった。
仕方なくひとり大手町〜芝公園の長ーい信号に引っかかりつつ、日比谷通りを進行する。

田町あたりでR15に合流した時点でグロス17〜8ペース。激おそ。
開始20km行かないうちから予定より10分以上の遅れは萎える。
序盤から体力使いたくなかったけれど、ちょっとばかり頑張ってみる。
35kph前後、心拍数150後半と自分なりにかっ飛ばし、六郷橋を56分前後で通過。
…が、川崎を過ぎてもまだ前が見えない。おそらく集団はグロス22前後で進行?速い!
こりゃあダメかと諦めかけたところ、生麦あたりでやけにピカピカした集団を発見。
@barubaru24さんだー!ムダに疲れながらもなんとか合流できました。

しばらく集団の後ろにくっついて走ってみると、サイコンの表示で35〜8kph。
集団だと空気抵抗が軽減されてラクとか聞いていたけど、全くもってしんどいよ!
追いつくのに20km弱かかるのもしかたなね。

横浜でR15からR1に復帰し中心部を過ぎると、鬱陶しい信号停止もだんだん減っていく。
保土ヶ谷駅をすぎたあたりで@cyarimoさんが飛び出し、あっという間に消えていった。
戸塚の踏切を通過し、K22経由R246で沼津まで行く@barubaru24さんといったんお別れ。
ここから小田原までの50km弱、ほかのTOT参加者さんの道案内がてら先頭を走る。
といっても30kphくらいしか出せないよ!非力でごめんなさい!!
なのに後日キクミミさんから「非力どころかモリモリ引いてくれた」とリプライいただく。イケメンすぎる。

小田原クランクを3:40に通過し、箱根口交差点近くのセブンイレブンで1回目のストップ。
他の参加者さんは風祭のローソンでストップとのこと。エールをかわしてお別れしました。

#2: 小田原〜富士(86〜152km)
・グロス3:03:59(21.6kph)、ネット2:48:34(23.6kph)
・コンビニ停止7'06
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箱根湯本駅で写真をパシャリと撮ってから登坂開始。
事前にヒルクラ出力計算のサイトでがんばりすぎないペースを出していたので、
ペースに従って淡々と登る。だいたい34×25で80rpm、13〜14kphくらい?
宮の下から強羅分岐までの急坂にひるみつつ、イノシシ?の行進にびびりつつ、
旭橋からR1最高点(753m/13km)を59'16でクリア。よくがんばりました。
…とここでイチーナのフィット手袋を家に忘れたことに気づく\(^o^)/

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元箱根のセブンまでおりて鳥居の写真をパチリと撮って、代えの手袋と肉まんを購入。
これからの寒い季節、ロングライドの補給食に肉まんは最高に(・∀・)イイ!!と思うんです。

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箱根駅伝のゴール地点を右手に眺めながらエコパーキングまでふたたび登る。
空が明るくなりはじめた5:35、全行程3分の1を占める静岡県に突入。
ここまでは4月末に挑戦したキャノボ初級(5:40通過)とほぼ同ペース。
三島の街並みを見ながらのダウンヒルはいつも気持ちいい。

沼津の市街地を抜けた先、K380千本街道は無風からやや向かい風。交通量もまばらで走行風を期待できず。
前回は50×19で110rpm、35〜6kph強は出していたけど、今回は無理せず30〜31kphで淡々と。
田子の浦のコンビナート地帯を抜け富士由比バイパスに合流し、近くのサークルKで2回目のストップ。
バイパスに合流してからは走行風のおかげでだいぶ走りやすくなった。

#3: 富士〜島田(152〜212km)
・グロス2:33:55(23.5kph)、ネット2:13.00(27.2kph)
・コンビニ停止11'43
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富士川を越えると富士由比BPは自転車通行禁止になるので側道を走る。
道行くライダーの方に挨拶しながら順調に走行し、寺尾の信号を渡ってR1に再合流。

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東名高速、国道一号、東海道本線が一同に集まる風景はいつ来ても圧巻。

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清水駅すぎで大体8時間経過。累計173km/8hだったかな?
心拍数140bpmあたりで30kph巡航できるくらいに風向きがよいかんじ。

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静岡駅前も渋滞に悩むことなく通過し、そのまま宇津ノ谷峠へ。
…が、トンネルに侵入するちょっと手前から若干の眠気に襲われぼーっとするように。
これはまずいとトンネル手前で停止し、ハニースティンガーのジンセン味を摂取し無事回復。
藤枝から島田へつづくゆる〜い登り基調も余裕でクリアし、六合駅前のセブンで3回目のストップ。

ここでサポートカーの方とはじめて鉢合わせ。ばるさんが先行していると聞いて白目むいた。
片道しか走らない自分よりも速いペースで飛ばしてるとかまったくワケがわからないよ…
箱根から先ずっと単独で走っていたこともあり、若干メンタルがダレかけていたが、
10分ばかりの談笑ではあるもののだいぶ和らげたと思う。

#4: 島田〜浜松(212〜273km)
・グロス2:28:05(24.8kph)、ネット2:15:14(27.2kph)
・コンビニ停止13'49
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大井川を渡って少ししたあたりから、金谷峠までのヒルクライム開始。
距離や標高でいうと千葉にある鹿野山くらいで特段キツくないが、ゆる〜くのぼる。
少しずつ日差しが出てきて暑さを感じていたが、金谷の登りには日陰があるのが(・∀・)イイ!!
登り返し後が終わってトンネルに入る直前の茶屋でbarubaru24さん補足。コーラ休憩されていたようす。

金谷峠を超えた先から風向き良好、ギアを1枚上げて35〜37kphで回す。
八坂IC交差点あたりでうしろに自転車乗りの気配。振り返るとbarubaru24さんでした\(^o^)/
町々でやってるお祭りを横目に見ながら、磐田ちかくまでbarubaru24さんの前を引っ張ってみました。
息が乱れることもなく淡々と走られていたようす。ぼくはとてもつかれました。

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天竜川を渡って浜松市に突入。12時間経過で266km、浜松BPのまんなかくらい?。
4月末の挑戦時が12時間経過で260kmだったので、およそ20分近くリード。
静岡県から先は信号停止が少なくなり、巡航速度が30kph程度でもグロス平均で23〜4kphは出る。
540km/23h前後での達成を目標とするなら、巡航33kphでグロス25〜7は出すんじゃないかと妄想。

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ほぼ中間点となる273km地点のセブンイレブンで4回目のストップ。
おなかがポッコリしてきたのでトイレに篭る…も不発。
トイレから出るとbarubaru24さんとサポートカーの方と合流。また追いつかれた\(^o^)/
Twitter情報によると大阪発のネコ耳さん(@ice_bicycle)と遭遇するとのこと。
再出発してしばらくすると275km地点でみごと発見!
おたがい軽く手を振ったくらいのコンタクトでしたが元気が出ました。

#5: 浜松〜岡崎(273〜333km)
・グロス2:29:12(23.9kph)、ネット2:10:38(27.3kph)
・コンビニ停止15'56
汐見坂も苦しむことなくクリア。沿道からサポートカーの方に応援いただきましたm(__)m
ゆるく下った先の291km地点で名古屋県に突入したのは13:13ごろ。
静岡県の箱根峠から愛知県突入までの全長180km弱を7:38で走破しました。
4月の挑戦時(7:30)よりやや落ちるものの、余裕度は今回のほうがぜんぜん上。
東京から名古屋までの370kmは無事に走りきれそう。4月のリベンジはもうすぐだ!

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豊橋の市街地を抜けてから岡崎に入るまでの間、ゆる~く登っていく。
若干の向かい風や渋滞に悩まされ体力を消耗しながらも、ピークの名鉄本宿駅を通過。
下りに入ってからは疲れたカラダにむち打つような追い風基調に変わり、35〜8kphで巡航。
いけいけドンドンなテンションで爆走しつつ、岡崎市のローソンで5回目のストップ。

まだつづきます。