2012年10月1日月曜日
まえばし赤城山ヒルクライムに参加してきた(その2)
まえばし赤城山ヒルクライムに参加してきた(その1)からのつづき。
(2)当日朝〜レース直前
AM3:00に起床、だらだらストレッチしつつ朝食をとる。
コンビニで買った鶏五目おにぎりとヨーグルト、ブース会場で買った清月堂のどらやき。
どら焼きがあまりにおいしくて朝から感動。4:00過ぎにはホテルを出発。
産業道路を通ってグリーンドーム前の川沿いをアップがてら1往復走る。
街灯に乏しくかなり真っ暗。ライト持ってきておいてよかった…。
参加者らしき自転車をちらほら見かけるけど、無灯火バイクもちらほら。
けっこうがっかり。早朝走るんだからライトは用意しておかないと。
5:00過ぎに会場入り。
時間に余裕があるので、カラダが冷えないよう整列場所近くをうろうろ往復。
右にUターンしようとするも、バランスを崩して立ちゴケ\(^o^)/はずかし。
5:15から荷物預け開始。まだアップしておきたいのでライトは手元に残す。
そこまでかさばらないしレース前にポケットに突っ込めばいいかなと。
5:30、だいぶ空が明るくなってきたところで整列開始。
とりあえず3列目前後に並んでおく。ポケットに忍ばせた鱒のすしをmgmg。
スタート1時間前にはハニースティンガーも摂取。
6:30、スタート30分前にしてちょっと便意が出てきたのでトイレに向かうと…
すごく・・・長いです・・・。
レース前にはトイレ行列ができるとは聞いていたけど、ここまで並ぶのか。
列に並びながら、今回の秘密兵器ベスパハイパーを摂取。あまりはちみつっぽくない味?
軽量化を済ませて整列場所に戻ると、ゲストライダーの高千穂遥さんらが登場。
S-WORKSのターマック?に乗ってた。かっこいいなあ。
スタート15分前くらい、軽くストレッチをしていると背後から声をかけられた。
今回着用したキャノボジャージの考案者である@barubaru24さんだった。
東京→大阪キャノンボールの先行者であり、東京発と大阪発の両方で達成している鉄人だ。
キャノボジャージを着用している方にお会いしたのは、7月にスバルラインを登ったときの@ruchi_showgunさん以来だと思う(→富士山の五合目でメロンパン…)。
来週に控えたTOTの話を交えつつ、しばし歓談しながら緊張をほぐす。
スタート直前。ママチャリ芸人?も一緒に走るとのこと。
リザルトを見たら3時間ちょっとで完走していた。すごい。
(3)レーススタート、上細井交差点〜旧料金所
スタートからものすごいスピードで集団が飛び出していく。
上細井の交差点を通過する頃には、もう先頭が見えなくなっていた。
いくら緩斜面だからって速くね?…とポカーンとしてしまった。
鳥居まで25kphくらいで行くつもりが、30kphもちらほら出ていたような。。
心拍数も開始数分で180bpm超に突入するも、オーバーペース?のわりにはきつさを感じない。
どういうことなの…とりあえず大鳥居までの緩斜面はがんばってハイペースを維持してみる。
鳥居を過ぎたあたりで徐々に前から選手がこぼれてくるのでパスしていく。
後ろからいいペースで走る人がくるので乗っかってみる。
前に人がいるとモチベーションが保てて頑張れるし、みんなで前を追いかけるとすごくラク。
淡々とひとりで登るとき以上のキャパが発揮できるのも、なんとなくわかる気がする。
沿道で地元の方々が応援してくれるのがすごくうれしい。
気分はツールの選手…とまではいかないけど高まる。
並走していた人が「あざーっす」と言い返すのもわかる。自分もつられて言った。
畜産試験場から旧料金所までは5〜6%の緩すぎない勾配が続く。
ばるさんがぎりぎり視界に見える範囲を保ちながら、旧料金所へ。
ここまでだいたい25分くらい。本当にあっという間だった。
(4)旧料金所〜姫百合駐車場
スタートから旧料金所までは、比較的斜度が緩くてスピードに乗りやすい。
旧料金所を過ぎてからは6〜7%の勾配に8〜9%の直登が絡んできてかなりきつい。
橋を渡る平坦部を通過し、いよいよ斜度が増してくるあたりで、ついにばるさんを捕捉。
自分より一回りも大きい体格で、上半身をフルに使ったパワフルな登りかたが印象的。
海外のクラシックレースに出てくるライダーよろしく、非常にかっこよかった。
ひとことふたこと交わしてさらに前を目指す。
ていうかまだ60分以上も登るのに、心拍数が180を下回らない…大丈夫なの?死ぬの?
きつい勾配を乗り越えながら、1番カーブを通過。これで難所はほぼクリア。
そうこうしてるとTCR乗りのおじさんにパスされる。
残り半分ですね!とかお互いがんばりましょー!とか声をかけあってみた。
だまって登っていると精神的に参ってくるので、ごまかしとして。
(5)姫百合駐車場〜ゴール:赤城山総合観光案内所
気がついたら想定タイムより5分以上速く登っていた。15分台も見えてきてテンションが上がる。
カーブはまだ40近くあるし心拍数は高値安定だしアレだったけど、脚はまだ残ってる。
ラスト5kmちょっと、やるしかない。
30番近くのカーブで女子招待選手の方を捕捉。
ひと声かけてみたけど素っ気ない返事をされたのをよく覚えている。
のこり3km弱、ややきつめの直登をダンシングでクリアしてシフトダウン。
カランカランカラン…あれ、まさかのチェーン落ち\(^o^)/
あわててペダルを外すと同時に左足が攣りそうになる\(^o^)/
突然のトラブルということもあり復旧にてこずり、1分はロスした様子。
先ほどパスした女子選手に再度交わされてしまう。
カーブも50番後半を過ぎると、だんだんと勾配が緩くなる。
チェーン落ちのタイムロスを挽回すべく、ギアを上げて加速していく。
ラスト1km手前のパフパフおじさんに檄を飛ばされつつ、体力を振り絞りラストスパート。
ギアをアウターに上げるタイミングが早すぎて若干失速しながらもなんとかゴール。
タイムは手元の計測で75分を少し切る程度で、試走時の90分台を大きく更新。
(6)ゴール後
しばし達成感に満たされていると、ばるさんも到着。
自己ベストおめでとうございます。ダイエット効果おそるべし。
しばし歓談したのち荷物回収場所まで"下る"。そう、下山の際にはもう一度登るハメに。
途中スタッフの方からポカリとお菓子の差し入れをいただく。ホスピタリティはんぱない。
荷物を回収し、アームウォーマーとウィンドベストを取り付け。
どら焼きを1つ食べて下山待機場所のビジターセンターまで登りなおす。
ビジターセンターで頂いたなめこ汁がおいしかった。
ちょっとカラダが冷えていたので暖かいものが非常にありがたい。
下山パトロールに誘導されつつ、下山開始。
速度控えめとはいいつつ、やはり下りカーブには苦手意識が残る。
それでも視線と外足荷重を意識してなんとかふもとまで降りる。
徐々に市街地へと近づいていくと、沿道の方から「おつかれさまー!」の声が。
朝はやくから道路が閉鎖されてひょっとしたら迷惑だったかもしれないのに。
最後までこうして声援をいただけることに感謝しきれない。
合同庁舎に戻ると記録証をげっとん。
年代別で10%に届かない程度の成績だったようす。
表彰ラインは65分台とまだまだ遠いが、70分台は見えそう。
おなかがすいたのでブースにあった登利平の鳥めしを食べたり、
前橋のニューデリーでエネルギー補給。
ミールスなのにナンが出てくる謎仕様だけど、まあグンマークオリティってことで。
駅前の天然温泉で汗を流してさっぱりしてから輪行で18時過ぎには帰宅。
ギリギリのところで台風17号から逃げ切れました(キリッ
▼走行データ
1:14:XX(225W, 4.0W/kg), 16.7kph, 183/191bpm, 84rpm
パワー値はヒルクライム計算サイトから算出。
ヒルクライムにしてはケイデンスたけーな、おい。
代償として心拍数がいっぱいいっぱい。筋力つけてカバーしていかないと。。
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もう赤城山はだいぶ寒くなりましたが、いまだにチラホラと登って行くクライマーがいます。ほとんどの人が今年はこれで走り納めという事ですね。
返信削除ゴール地点にある売店の建物の周囲に「デッキ」(屋根付き??)が来年の3月下旬までの完成予定で建設されています。売店以外の場所でゆっくり座れる所がありませんでしたので、たぶん座れるようにしているのではないかと思います。トイレも増設します。これら全て好評なヒルクライムの参加者の皆様のおかげです。
来年もエントリーお待ちしています。